前回はメモリについて記事を書きました。今回はCPUについて記事を書きたいと思います。
CPUとは『Central Processing Unit』の略で中央演算処理装置と呼ばれています。パソコンの頭脳にあたる部分になります。主に制御と演算を担っています。パソコンに搭載されているメモリ、ハードディスク、接続された周辺機器(マウス、キーボードなど)をユーザーが使用できるよう制御したり、データを受け取り指示された通りに演算を行い、その結果を別の装置に渡すための装置です。CPUの性能が良ければ多くの処理を速くおこなうことができます。
CPUの選び方
CPUを選ぶ際にはクロック数、コア数、キャッシュの3つをまずは確認しましょう。他にもターボブースト、TDP、GPUなどを確認できればなお良いのですが今回は省きます。
まずはクロック数の説明です。
クロック数とはCPUの性能をもっとも簡単に判別することができるものです。
1.8GHzや2.5GHzなどと記載されています。処理速度だと考えて頂ければ大丈夫です。この数値が大きいほど性能が良いということになります。
1000MHz(メガヘルツ)で1GHz(ギガヘルツ)です。現在はGHz以上のものが定番のためMHz表記はあまり使われていません。
コア数
『コア』はCPUの中心部分です。つまりは実際に処理を行うところとなります。
昔はCPUには1つのコアしか存在しませんでしたが2006年頃から複数のコアがあるものが登場してきました。現在は複数あるのが定番です。
2つのものを『デュアルコア』、4つを『クアッドコア』などと呼びます。現在は6つや8つのものも存在します。この複数コアが存在するものをマルチコアと呼びます。コア数が多ければ処理速度が上がるということになります。
キャッシュ
『キャッシュ』とはデータを一時的に保存する場所です。メモリと同様のことがCPUでもできれば処理速度があがるという考え方です。キャッシュの容量が大きければその分処理速度も向上します。
CPUはパソコンの中心部分のため覚えることがたくさんあります。今回はこれからパソコンを購入を考えておられる方向けに必要なことのみ記載しました。CPUに関しては少しずつ勉強していくのが無難だと思います。購入時にいろいろなことを考えてしまっては本当に今の自分に必要でない能力を持った高価なものを購入してしまうことがあります。パソコンは高価な買い物になります。不安があればいつでも相談して頂ければと思います。
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